ピリッとした辛さと香りのあるスープに、野菜や春雨、肉など好きな具材を入れて楽しめる麻辣湯(マーラータン)。
専門店ではさまざまな具材や香辛料が使われていますが、家庭ではすべてをそろえなくても、スーパーで手に入りやすい材料を使って作ることができます。
自宅で作るメリットは、辛さや具材の量を自分で調整できること。辛いものが苦手なら豆板醤やラー油を控えめにし、しっかり辛くしたい場合は仕上げに少しずつ追加できます。
今回は、家庭で作りやすい基本のマーラータンと、スープの味を調整する方法、相性のよい具材を紹介します。

材料(2人分)
スープ
- 水……600ml
- 鶏がらスープの素……大さじ1
- 豆板醤……小さじ1
- しょうゆ……大さじ1
- 味噌……小さじ1
- おろしにんにく……小さじ1/2
- おろししょうが……小さじ1/2
- ごま油……小さじ1
- ラー油……お好みで
- 花椒……お好みで
具材
- 春雨……60g
- 豚バラ薄切り肉……100g
- チンゲン菜……1株
- もやし……1/2袋
- しめじ……1/2パック
- 長ねぎ……1/2本
- 豆腐……150g
具材はすべてそろえる必要はありません。冷蔵庫にある野菜やきのこに置き換えても作れます。
花椒はマーラータンらしいしびれる香りを加える調味料ですが、苦手な場合は入れなくても構いません。
作り方
まず具材を準備します。
チンゲン菜は食べやすい大きさに切り、しめじは石づきを取ってほぐします。長ねぎは斜め切り、豆腐は大きめの一口サイズに切ります。豚肉も長い場合は食べやすい大きさに切っておきます。
鍋にごま油、にんにく、しょうが、豆板醤を入れ、弱めの中火で加熱します。
焦がさないように混ぜながら炒め、香りが出てきたら水を加えます。
鶏がらスープの素、しょうゆ、味噌を加えてよく混ぜ、沸騰したら豚肉、きのこ、長ねぎなど火の通りにくい具材から入れます。
肉に火が通ったら、豆腐、もやし、チンゲン菜を加えます。
最後に春雨を加え、パッケージに表示されている時間を目安に加熱します。春雨の種類によって戻し方や加熱時間が異なるため、商品の表示を確認してください。

すべての具材に火が通ったら味を確認し、好みに合わせてラー油や花椒を加えて完成です。
辛さとしびれを調整するポイント
家庭でマーラータンを作るときは、最初から豆板醤やラー油を大量に入れない方が調整しやすくなります。
特に豆板醤は辛味だけでなく塩気もあるため、量を増やすとスープ全体が塩辛くなることがあります。
まずは豆板醤小さじ1程度でスープを作り、食べる直前にラー油を追加すると、辛さを調整しやすくなります。
花椒は唐辛子とは違い、舌がしびれるような独特の風味があります。初めて使う場合は少量から加えてください。
家族で辛さの好みが違う場合は、鍋そのものを激辛にせず、それぞれの器でラー油や花椒を追加する方法もあります。
スープが薄い・濃いときの調整方法
具材から水分が出ると、最初に味を整えたスープが薄く感じることがあります。
薄い場合は、いきなりしょうゆを大量に足すのではなく、鶏がらスープの素やしょうゆを少量ずつ追加して味を確認します。
反対に味が濃くなった場合は、水を少しずつ加えて調整します。
春雨はスープを吸うため、時間が経つほど汁が少なくなり、味も濃く感じやすくなります。春雨をたくさん使う場合は、最初からスープを少し多めにしておく方法もあります。
味噌はスープにコクを加えるために少量使用しています。味噌味を強くする必要はないので、小さじ1程度から調整してください。
マーラータンに合う具材とアレンジ
マーラータンは具材を変えやすい料理です。
野菜なら、白菜、小松菜、キャベツ、ニラ、ほうれん草なども使えます。冷蔵庫に少しずつ残った野菜を組み合わせても構いません。
きのこ類は、しめじのほかにえのき、舞茸、しいたけなども合わせやすい食材です。
肉は豚バラ肉だけでなく、豚こま切れ肉や薄切りの鶏肉でも作れます。肉を入れず、豆腐や厚揚げを増やしてボリュームを出す方法もあります。
春雨の代わりに中華麺やうどんを入れると、より食事としてボリュームのある一杯になります。
ただし、具材を一度にたくさん入れすぎるとスープの温度が下がるため、火の通りにくいものから順番に入れることが大切です。
家庭で作るときに気をつけたいこと
豆腐や葉物野菜は早い段階から煮込みすぎると崩れたり、食感がやわらかくなりすぎたりします。
肉やきのこなどを先に加熱し、豆腐や葉物野菜は後半に加えると、それぞれの食感を残しやすくなります。
また、春雨を入れたまま長時間置くとスープを吸ってしまいます。
食べる時間が少し後になる場合は、スープと具材を先に作り、春雨は食べる直前に加えると調整しやすくなります。
まとめ
家庭で作るマーラータンは、特別な具材をすべてそろえなくても、鶏がらスープ、豆板醤、しょうゆ、にんにく、しょうがなど身近な調味料から作ることができます。
辛さは豆板醤だけで決めず、ラー油や花椒を仕上げに加えると好みに合わせて調整しやすくなります。
具材もチンゲン菜、もやし、きのこ、豆腐、豚肉などを基本に、冷蔵庫にあるものへ置き換えられます。
スープが薄くなったときは調味料を少量ずつ、濃くなったときは水を少しずつ加えて調整するのがポイントです。
自分の好きな具材と辛さを組み合わせて、おうちでマーラータンを楽しんでみてください。











