キャベツが少し残っているときに、手早く作れるのがキャベツ炒めです。材料がシンプルなので、あと一品ほしいときにも使いやすい料理です。
ただ、キャベツは炒め方によっては水分が出てベチャッとしたり、長く加熱しすぎてやわらかくなったりすることがあります。
シャキッと仕上げるポイントは、洗ったキャベツの水気をしっかり取ること、フライパンを十分に温めること、調味料を早く入れすぎないことです。
今回はキャベツだけで作れる基本の炒め物と、水っぽくならないためのコツ、冷蔵庫にある材料を加えて作れる簡単なアレンジを紹介します。

材料(2人分)
- キャベツ……約250g
- ごま油……大さじ1
- 鶏がらスープの素……小さじ1/2
- しょうゆ……小さじ1
- おろしにんにく……少々
- 塩……少々
- こしょう……少々
- 白ごま……適量
キャベツだけでも作れますが、にんにくを少量加えると香りが出ます。にんにくが苦手な場合や朝食に作る場合は、入れなくても構いません。
鶏がらスープの素としょうゆには塩分があるため、塩は最初から入れず、最後に味を確認してから調整します。
作り方
キャベツは芯を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
葉の部分は加熱すると小さくなるため、細かく切りすぎる必要はありません。厚みのある部分は薄めに切っておくと、葉と火の通る時間を合わせやすくなります。
キャベツを洗ったらザルに上げ、しっかり水気を切ります。表面に水が多く残っている場合は、キッチンペーパーなどで軽く拭き取ります。
フライパンにごま油とにんにくを入れ、中火で温めます。にんにくの香りが出たらキャベツを加えます。
火を少し強め、キャベツを大きく返すように炒めます。
キャベツが少ししんなりしてきたら、鶏がらスープの素、しょうゆ、こしょうを加え、全体を手早く混ぜます。
味を確認し、必要なら塩を少量加えます。最後に白ごまを散らして完成です。
水っぽくならないためのポイント
キャベツ炒めが水っぽくなる原因のひとつは、洗った後の水分です。
水がたくさん残った状態でフライパンに入れると、炒めるというより蒸した状態になりやすくなります。そのため、調理前にできるだけ水気を切っておきます。
もうひとつ大切なのが、調味料を入れるタイミングです。
塩やしょうゆなどを早い段階で加えて長時間炒めると、キャベツから水分が出やすくなります。
最初は油でキャベツを炒め、ある程度火が通ってから調味料を加えて短時間で仕上げます。
一度に大量のキャベツを小さなフライパンで炒めることも、水っぽくなる原因になります。フライパンいっぱいになるほど作る場合は、2回に分けて炒める方法もあります。
シャキッとした食感を残すには
キャベツは生でも食べられる野菜なので、必要以上に長く炒める必要はありません。
特に葉の薄い部分はすぐに火が通ります。
「まだ少しかたいかな」と感じる程度で調味料を加え、短時間で仕上げると余熱も加わって食べやすい状態になります。
キャベツの芯に近い厚い部分は火が通りにくいため、薄めに切るか、葉より少し先にフライパンへ入れる方法もあります。
すべて同じ大きさに切るより、部位によって切り方や入れるタイミングを変えると、葉だけがやわらかくなりすぎるのを防ぎやすくなります。
味を変えたいときの簡単アレンジ
キャベツだけでは物足りない場合は、冷蔵庫にある材料を加えるとボリュームを出せます。
豚肉とキャベツ炒めにする場合は、先に豚こま切れ肉や豚バラ肉を炒めます。肉に火が通ってからキャベツを加え、最後にしょうゆや鶏がらスープの素で味を整えます。
豚肉から脂が出る場合は、ごま油の量を少し減らしても構いません。
キャベツと卵炒めなら、最初に卵を大きく混ぜながら炒め、一度皿に取り出します。その後キャベツを炒め、最後に卵を戻します。卵を最初から最後まで一緒に炒めないことで、加熱しすぎを防げます。
味噌味にしたい場合は、味噌小さじ2、みりん小さじ2、しょうゆ小さじ1/2程度を混ぜておき、キャベツに火が通ってから加えます。
辛い味が好きな場合は、仕上げにラー油や七味唐辛子を少量加えるだけでも味を変えられます。
キャベツが余ったときの使い方
キャベツを丸ごと購入すると、一度の料理では使い切れないことがあります。
そんなときは、今回のような炒め物だけでなく、スープ、味噌汁、焼きそばなどにも使えます。
炒め物用に切ったキャベツが余った場合は、水分をよく取り、保存容器や保存袋に入れて冷蔵します。
ただし、切ったキャベツは時間が経つと切り口が乾燥したり食感が変わったりするため、必要以上に大量に切って保存するより、使う分だけ切る方が扱いやすくなります。
まとめ
キャベツ炒めを水っぽくせずシャキッと仕上げるポイントは、洗った後の水気をしっかり取る・温めたフライパンで手早く炒める・調味料は後半に加える・加熱しすぎないことです。
キャベツだけでも一品になりますが、豚肉や卵を加えればボリュームのあるおかずにもできます。
キャベツの葉と厚い部分では火の通り方が違うので、切り方やフライパンに入れるタイミングを少し変えるのもポイントです。
シンプルな料理だからこそ、長時間炒めず、キャベツの食感が残っているところで仕上げてみてください。
