豆腐ステーキは、豆腐を焼いて味付けするだけで作れるシンプルなおかずです。材料が少なくても作りやすく、ご飯に合わせる一品としても使えます。

ただ、豆腐は水分が多いため、そのまま焼くと「表面がなかなかカリッとしない」「裏返すときに崩れる」「味が薄く感じる」といったことがあります。
きれいに焼くポイントは、豆腐の水切りをしてから片栗粉を薄くまぶし、焼き色がつくまでは触りすぎないことです。
今回は基本の豆腐ステーキの作り方と、崩れにくく香ばしく焼くコツ、味を変えて楽しめる簡単なアレンジを紹介します。
材料(2人分)
- 木綿豆腐……1丁(約300〜350g)
- 片栗粉……大さじ1〜2
- サラダ油……大さじ1
- 青ねぎ……適量
- 白ごま……適量
合わせ調味料
- しょうゆ……大さじ1
- みりん……大さじ1
- 酒……大さじ1
- 砂糖……小さじ1
豆腐ステーキには、やわらかい絹ごし豆腐よりも木綿豆腐の方が扱いやすくおすすめです。
絹ごし豆腐でも作れますが、水分が多く崩れやすいため、初めて作る場合は木綿豆腐の方が失敗しにくくなります。
作り方
豆腐をキッチンペーパーで包み、皿などをのせて15〜20分ほど置き、水切りをします。
時間がない場合は、豆腐をキッチンペーパーで包んで耐熱皿にのせ、電子レンジで短時間加熱して水分を抜く方法もあります。加熱後は熱くなっているので、粗熱を取ってから扱ってください。
水切りした豆腐を食べやすい大きさに切ります。表面に残った水分をキッチンペーパーで軽く拭き、片栗粉を薄くまぶします。
フライパンに油を入れて中火で熱し、豆腐を間隔をあけて並べます。
片面にしっかり焼き色がつくまでは、なるべく動かしません。焼き色がついたらフライ返しでそっと裏返し、反対側も焼きます。
両面がこんがり焼けたら、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を混ぜた調味料を加えます。
調味料を入れると焦げやすくなるので、火を少し弱めます。フライパンを軽く動かしながら豆腐全体にタレをからめ、とろみがついたら火を止めます。
器に盛り、青ねぎと白ごまをのせて完成です。
外をカリッと焼くためのポイント
豆腐ステーキが水っぽくなる大きな原因は、豆腐に水分が多く残っていることです。
水切りをしないまま焼くと、豆腐から出た水分でフライパンの温度が下がり、表面を焼くというより蒸したような状態になりやすくなります。
水切りした後も、切った豆腐の表面に水分が残っていればキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
その後、片栗粉を薄く均一にまぶすことで表面に焼き色がつきやすくなり、最後に加えるタレもからみやすくなります。
片栗粉を厚くつけすぎると粉っぽさが残る場合があるので、余分な粉は軽く落としてから焼きます。
豆腐が崩れてしまうときは?
豆腐をフライパンに入れた直後に何度も動かすと、表面が固まっていないため崩れやすくなります。
最初の片面に焼き色がつくまではできるだけ触らず、底が固まってから裏返します。
裏返すときは菜箸だけで持ち上げるより、幅の広いフライ返しを豆腐の下まで入れて返すと崩れにくくなります。
豆腐を薄く切りすぎるのも崩れやすくなる原因です。ある程度厚みを残して切った方が扱いやすくなります。
また、調味料を最初から入れて煮るように焼くと、表面がカリッと仕上がりません。まず豆腐だけを焼き、両面に焼き色がついてからタレを加えるのがポイントです。
味を変えたいときの簡単アレンジ
基本の甘辛しょうゆ味以外にも、調味料を変えるだけで違った豆腐ステーキを作れます。
にんにくバター醤油にする場合は、豆腐を焼いた後にバター少量とおろしにんにくを加え、最後にしょうゆを回しかけます。バターとしょうゆの両方に塩気があるので、しょうゆは少量から調整します。
味噌だれなら、味噌小さじ2、みりん小さじ2、砂糖小さじ1、水小さじ1程度を混ぜて使います。味噌は焦げやすいため、豆腐を焼き終えてから弱火でからめます。
さっぱり食べたい場合は、タレをからめずに豆腐を香ばしく焼き、仕上げに大根おろしとポン酢をのせる方法もあります。大根おろしの水分は軽く切ってからのせると、表面が水っぽくなりにくくなります。
ボリュームを出したいときは
豆腐だけでは少し物足りない場合は、きのこや豚肉などを組み合わせることもできます。
しめじやえのきを使う場合は、豆腐を焼いて一度取り出し、同じフライパンできのこを炒めます。最後に豆腐を戻してタレをからめれば、豆腐を崩しにくく仕上げられます。
豚ひき肉を炒めて甘辛いそぼろあんを作り、焼いた豆腐の上にかける方法もあります。
ただし、一度に多くの具材をフライパンへ入れると豆腐を返しにくくなるので、豆腐を先に焼いて取り出しておくと調理しやすくなります。
まとめ
豆腐ステーキを外はカリッと、中はふんわり仕上げるポイントは、豆腐をしっかり水切りする・片栗粉を薄くまぶす・焼き色がつくまで触りすぎないことです。
タレは最初から入れず、豆腐の両面を焼いてから加えると香ばしい表面を残しやすくなります。
基本の甘辛しょうゆ味だけでなく、にんにくバター醤油、味噌、大根おろしポン酢など、調味料を変えるだけでもアレンジできます。
木綿豆腐1丁から作れるので、豆腐を使ってもう一品作りたいときにも取り入れやすいレシピです。
